「逆張り」の魅力と意義

どうも~。ふらぐめんつの藤山と申します。会社員やりながらコントとか書いたりしていま~す。 最近、2冊本を読んだんですが、その2冊がテーマ的に似ているんじゃないかなと思い、また自分がよく考えていることにも近いということで、今回取り上げさせてもら…

ビートたけし『みんなゴミだった』

突然ですが、ここでセックスの話をしたいと思います。セックスって知ってますか? 異性ないし同性同士が主に裸で行うアレね。自分の場合、主に風俗という桃色のフィルターを通して行うことが多いんだけど、人生で一度も没入感を得たことがない。一番興奮する…

お笑い行為展覧会(日記)

先月、自分が企画したライブが終わり、時間ができたので、他人のライブを観に行こう月間にしようと思い、積極的に外出している(※当社比)。なにせここ10年ぐらい土日に家から出る用事が皆無だったので、週1回予定を作るだけで、自分としては相当な運動量と…

ふらぐめんつ第一回コント公演『妖女hocoten』

Yo! What's up "bro"! 東京は今何時ですか? 私は今埼玉からこれを書いています。 宴もたけなわではございますが、ここでご報告がございます。 来る9月23日(土)~9月24日(日)、しもきたドーンにて単独ライブを開催することになりました。 t.co ステージ…

ペアーズのコミュニティで理解できないことベスト3

突然ですが、今日はマッチングアプリ、ペアーズのコミュニティ機能にまつわる理解できないことベスト3を発表したいと思います。 あのー、ペアーズというマッチングアプリに、コミュニティって機能があるんですよ。まあ、なんのためにあるかっていうと、人と…

ギャル概念の大量消費

あのー、最近、というか一年半ぐらい前から思ってるんだけど、ギャルって消費されすぎだよな。 実際のギャルというか、ギャルという概念、「」つきのギャルが、一山いくらで石炭のように大量消費されてるな。 昔から、その、ネットとかでは、「ギャルはオタ…

(ようやく)お笑いの仕事始められました

コントのネタを初めて書いたのは6年ぐらい前だ。「これは面白いかもしれない」と思いついたことを、コンビによるコント形式で書いてみたのだが、人生の9割を家の中で過ごすほど超インドアな自分には、それを具体的な形にする手立てがなく、だけどそのままう…

ウィルソン夏子 『エドマンド・ウィルソン 愛の変奏曲』

エドマンド・ウィルソンについてもっと知りたいと思うようになったのは、彼の著作ではなく、彼にまつわるゴシップを読んでからだった。 一番初めに読んだウィルソンの本は、ご多分に漏れず『アクセルの城』だった。力作であることは認めるけれど、詩に対して…

第一回3分漫才脚本大賞で優秀賞を受賞しました。

「ネガティブなヤンキー」というネタで3分漫才脚本大賞の優秀賞に選ばれました。人望がないためネタの脚本を書いても演じる人間がおらず、評価される機会がなかったので、根暗な人間には非常にありがたい賞でした! t.co これまで書いたネタです。 kakuyomu.…

Spotifyで聴いた音楽が記憶に残らないわけ

CDを買うのを止めて、SpotifyやAppleMusicなどの音楽配信サービスを使うようになってから、曲名やアルバム名どころかアーティスト名すら覚えられなくなった。二十年前に購入したCDは覚えているのに、数日前にダウンロードしたアルバムはその存在すら忘却の彼…

文壇ゴシップニュース 第9号 『スカーフェイス』の元ネタ? セルゲイ大公暗殺未遂事件

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作家の写真を読む④

作家の写真を読む③から半年近く経った。その後も、意識的に作家たちの面白い写真はないかと探し回り、それなりに溜まってきたので、ここらで一挙に放出しよう。これまでは書籍しか取り上げてこなかったが、今回は雑誌からも拾ってきた。 神蔵美子『たまゆら…

作家の写真を読む(三島由紀夫篇)

三島由紀夫ほど、多くの写真を残した作家は、世界的に見てもそういない。流行作家として写真を撮られる機会が多かっただけでなく、自らも写真を表現の一つとしてとらえ積極的に撮らせたからだ。石原慎太郎に「雑誌のグラビア写真は必ず自分で選べ」とアドバ…

文壇ゴシップニュース 第8号 ネタ切れなんて怖くない!

文壇ゴシップニュースを久しぶりに更新しました。 note.com

ほしい物リストの女

大沼が映画のシナリオ作家から劇作家志望へと転向したのは、浅黄への片思いが原因だった。 浅黄というのは、小劇場を中心に活動している女優だ。 大沼が彼女のことを知ったのはツイッター経由である。映画の趣味繋がりで相互フォローだった岩倉虚人という人…

バトル・オブ・マッチングアプリ

マッチングアプリ、巷で流行っているらしいですね。わたしは二年ほど前からペアーズに登録し、今年で三年目という中堅プレイヤーですが、これまで出会った人数わずか二人。ペアーズにかけたお金は三万六千円也。つまり、一人あたり一万八千円。もちろん、ノ…

不遇な芸術家伝説を目指して

一年ほど前、『マッチングアプリの時代の愛』という小説を書いて、ブログで発表したことがある。恐らく、これを自発的に読んでくれた人は、5人もいないと思う。マッチングアプリというのが社会的にある程度ホットな話題で、ツイッターなんかではそれを扱った…

マッチングアプリで絶対にもてるプロフィールはこれだ!

こんにちは。マッチングアプリのことならなんでも知っている清水国明です。この前、スタンフォード大学で、マッチングアプリのPh.D.を取得しました。日本に帰国してからは、東大でスタンフォード流マッチングアプリの使い方について講義しています。 今日は…

文壇ゴシップニュース 第7号 アルベルト・モラヴィアの逆ポルノ小説『わたしとあいつ』

今週の文壇ゴシップニュースを更新しました。 note.com

図書館に本を寄贈してみた

6月25日にボーナスが入った。その少し前から使いみちを考えていたのだが、コロナの影響もあり、生まれて初めて、「社会に役立つことがしたいなぁ」と思い、いくらか寄付することに決めた。そして、ボーナスの額をきちんと確認してから、寄付に使う金額をきっ…

秋草俊一郎 『「世界文学」はつくられる 1827-2020』

ある小説が優れていることについて、「これは世界文学だ!」と表現する人がいて、自分はそれを見るたびに苛立っていた。まず、「世界文学」という言葉は昨今あまりにも乱用されており、それ自体既にクリシェと化しているのにも関わらず、そこに気づかない非…

文壇ゴシップニュース 第6号 シンクレア・ルイスの顔面を侮辱したヘミングウェイ──私小説としての『河を渡って木立の中へ』──

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作家の写真を読む③

これまで、「作家の写真を読む」、「作家の写真を読む②」と二回、主に文学者を被写体に選んだ写真集を紹介してきたのだが、ついにこの試みも三回目となる(だからといって、特別なにかあるわけじゃないけど)。ただ、前二回と違い、今回は作家の日常を写した…

文壇ゴシップニュース 第5号 ニーチェを読む渡邉恒雄あるいは精液でいっぱいの一升瓶、作家にとってパーティーとはなにか

今週は、「ニーチェを読む渡邉恒雄あるいは精液でいっぱいの一升瓶、作家にとってパーティーとはなにか」です。 note.com

本当は怖い文学賞

文学賞というのは表向きその本の実力によって選ばれていることになっているが、無論、人間がやっていることなので、1から10までフェアということは有り得ない。『万延元年のフットボール』が谷崎潤一郎賞をとるという納得のいく結果もあれば、功労賞としか思…

文壇ゴシップニュース 第4号 夏目漱石が出した緑のウンコ/宇野浩二とグリセリン浣腸、ノーマン・ポドーレツ『文学対アメリカ』から考える、文学における成功と野心

今週の文壇ゴシップニュースを更新しました。ノーマン・ポドーレツについて書きました。ポドーレツのEx Friends: Falling Out with Allen Ginsberg, Lionel and Diana Trilling, Lillian Hellman, Hannah Arendt, and Norman Maileは、いつか翻訳されてほし…

文壇ゴシップニュース 第3号 谷崎潤一郎と泉鏡花の仁義なき鍋戦争、ホテルと糞とテネシー・ウィリアムズ

今週は、「谷崎潤一郎と泉鏡花の仁義なき鍋戦争、ホテルと糞とテネシー・ウィリアムズ」です。 note.com